砂丘らっきょう漬け方教室2016
6月9日(木)に「砂丘らっきょう漬け方講習会」が開催されました
今年で連続4回目の開催となりました。
こちらが思っている以上に人気が高いようで、今年の募集も満員御礼でした。
毎年多くのご応募いただきながらもお受けできない方が多くあり、たいへん申し訳なく思っております。
今年も会場は公益財団法人岡山県学校給食会の調理実習室をお借りしました。
とてもきれいな調理実習室で、いつもとても助かっています。
4回目ともなると大体の段取りが頭に入っているため、準備作業もてきぱきと進みます。
詳細に打ち合わせしなくても、各自の役割分担を確実に消化していきました。
さて、いよいよ「砂丘らっきょう漬け方講習会」が始まりました。
参加者は総勢34名で、会場は満杯状態です。
まず、JA全農とっとりの中村さんから産地の紹介がありました。
鳥取産らっきょうのおいしさは「夏の厳しい暑さ」と「冬の厳しい寒さ」に耐えて育つからだそうです。
・夏(7月下旬~8月下旬)・・焼けるような暑さの砂地に一粒ずつ手作業で植え付け。
・秋(10月下旬~11月上旬)・・らっきょうの花が咲き、畑一面が紫色に染まります。
・冬(12月~2月)・・日本海から吹き付ける厳しい風説に耐えて、じっと春を待ちます。
・春(3月~4月)・・春の陽気ですくすくと育ちます。
そして、やっと5月下旬頃に出荷の時期を迎えます。
植え付けてから出荷まで約10ヶ月もかかるらっきょう。
毎年時期になれば店頭に並ぶのが当たり前ぐらいに思っていましたが、今は生産者の方々の
ご苦労を思いながら見るようになりました。
続いて、講師の奥田美恵子さんから「らっきょうの簡単漬け」の講習がありました。
奥田さんには、昨年も講師を担当していただいたのですが、昨年よりもさらに話術のレベルが
上がっていて、奥田さんのトークに会場中が聞き入っていました。
参加者の皆さんは、講師の先生のお話を聞きながら、一生懸命漬けられていました。
奥田さんが何度も強調されていたのが、
”熱湯消毒したらっきょうには絶対に触らないでください”
ということでした。
“触りたい人は手を熱湯消毒すること!“
というブラックジョークに会場中が大爆笑でしたが、そのくらい、処理したらっきょうには
手を触れないでくださいとのことでした。
この講習会でお世話になったJA全農とっとりの中村さん、奥田さんをはじめ
開催にあたり資材一切を提供していただいたJA全農とっとり様
場所を提供いただいた公益財団法人岡山県学校給食会様
参加していただいた皆様
ご協力いただいたすべての皆様
たいへんありがとうございました。
by okajirushi | 2016-06-11 12:54 | 食育