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桃の食育

JA岡山一宮選果場果樹部会、JA全農おかやま、(株)岡山丸果の共同開催で
平成22年から始まった「桃の食育授業」も本年で6回目を迎えました。

今年は岡山市立三門小学校での開催です。
過去5回は、体育館に全校生徒が集まった前で、桃の贈呈式と生産者によるお話をする
やり方でした。

でも、今年はちょっと違って、5年生に向けての特別授業です。072.gif

お話は、JA岡山一宮果樹部会桃部の蜂谷弘紀販売委員長です。

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パワーポイントを使って、岡山白桃の栽培の歴史、品種説明、栽培行程を説明されました。
桃の木の寿命は約15年~20年ほど。古い木になる実は、苦みが出てきたり、うまみが
減ってくるそうです。そのため、農家では植え替えを行います。
おいしい桃を作るために、いろいろな作業があるのですね023.gif

授業の最後にみんなで「袋掛け」のヒミツを復習しました。
034.gif生育中の桃に袋を掛けるのは、

① 桃の果実にキズをつけないため

② 悪い虫がつかないようにするため(「防虫」)

③ 日に当てずに、桃の果実を白くするため

 長野県や山梨県など赤い桃を作っている産地でも、①と②の理由から袋掛けは行います。でも、赤くするために途中で袋は取ってしまうのだそうです。

 授業のあとは、いよいよ桃の贈呈式!

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 桃が入った籠が目の前を通った時、ふわ~っと良い香りがしたのでしょうね。
 大勢の子供たちが「わぁ~、いい匂い」016.gifと言いながら、桃の香りを嗅ごうとしていました。
 
 ふと、後ろをふりむくと、何やら白いものが・・。
 「わたしは桃の妖精“はっぴーち”です」とはっぴーち登場!!!(ちなみに隣にいるのは通訳の田中さんです)。

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 「はっぴーち、かわいい~」。
はっぴーちとクラス全員で記念写真を撮って、みんな大喜びです。
 
給食時には生徒にも、先生にも、1人1玉の白鳳が配られました。
 蜂谷販売委員長、青木JA岡山高松営農センター長、弊社花房社長の3名が、給食を食べながら、子供たちとたくさんお話をされていました。

 給食時間の間、はっぴーちが1年生から6年生までを訪問。
 みんな、喜んでくれていましたよ。

 給食時間も終わり、はっぴーちも桃の国へ帰っていきました。
 「バイバイ、みんなまたね」。

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また、当企画の実施にあたり、毎年、岡山市学校給食会様には多大なるご理解とご協力をいただております。あらためて厚くお礼申しあげます。

by okajirushi | 2015-07-16 09:55 | 食育