みんなで食べよう!アレキサンドリア
岡山市中央卸売市場青果物消費拡大推進委員会(以下ベジフル会)では、岡山県が誇る
マスカット・オブ・アレキサンドリア(以下アレキ)の良さを子どもたちに知ってもらい、
郷土の宝物として長く愛されるようにとの思いを込め、アレキの食育授業を行っています。
4回目となる本年は、岡山市立藤田第一小学校で実施しました。
講師には、岡山県温室園芸農業協同組合の野上組合長にお越し頂きました。
今年の受講生は4年生です。
”アレキは北アフリカ原産で、エジプトの女王クレオパトラの時代(約2000年前)にはすでに栽培されていました。岡山では明治時代に栽培が始まりました。岡山の気候がアレキ栽培に向いていたので、栽培が盛んになり、日本で一番の生産地になりました”
子供たちからはいろんな質問が飛び出しました。
問: 栽培のコツはありますか?
答: ぶどうを良く観察して、ぶどうの「声」を聞いて、お話することです。
ぶどうが「水が欲しい」と言ったら、水をあげたりします。
問: マスカットを作り始めたきっかけは何ですか?
答: 結婚する時にね、始めました。もともと、米、桃、野菜などを作っていましたが、
その頃にちょうどぶどうの価格が上がり始めていたので、ぶどう作りを始めました。
問: 1ヶ月の費用はどのくらいですか?
答: アレキの栽培は手間がかかるので、人を雇う必要もあります。人件費や肥料代も
含めると240万円くらいかな?
問: 一番忙しい時期はいつですか?
答: 5~6月の開花期です。
問: 上手な食べ方はありますか?
答: 半分に割って食べると種が取りやすいと言われています。
また、種ごと食べることもできるので、種ごと皮ごとでも食べてもいいですよ。
問: アレキの一番おいしい部分はどこですか?
答: ぶどうの上の方で「肩」と呼ばれている部分が、一番おいしいと言われていますね。
中でも、一番答えに困ったのが「どうして、マスカットは緑色なのですか?また、黒いぶどうや、緑色のぶどうがあるのはなぜ?」という質問でした。
う~ん、何ででしょうね???
「もともとそういう色だから」という答えに、子供たちは納得してくれたでしょうか?
給食時間にはアレキが配られました。
みんな「おいしい」と言って食べてくれました
↑マスキャット(JA全農おかやまマスカットキャラクター)も登場!!
「果物の女王」と呼ばれるアレキを贈答用だけではなく、ぜひご家庭用としてもご賞味下さい
by okajirushi | 2013-10-07 10:13 | 食育